KDDI「迷惑メッセージ・電話ブロック(Android)」が機能拡充。海外からの着信を警告・拒否可能に。「国際ワン切り詐欺」対策にも |迷惑電話フィルタ

KDDI「迷惑メッセージ・電話ブロック(Android)」が機能拡充。海外からの着信を警告・拒否可能に。「国際ワン切り詐欺」対策にも

トビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:明田 篤、証券コード:4441、以下「トビラシステムズ」)の「迷惑情報データベース」を活用した、KDDIのモバイル向けサービスの機能が、2021年2月8日より拡充いたします。

今回追加となるのは、KDDI、沖縄セルラー提供のauスマートパス・auスマートパスプレミアム会員向けモバイルサービス「迷惑メッセージ・電話ブロック(Android)」で、海外からの着信を任意で警告・拒否できる機能です。本機能により、近年増加傾向にある「国際ワン切り詐欺」を未然に防ぐこともできるようになります。

1. 新機能「海外からの着信に対する警告・拒否」について

今回追加された新機能により、海外からの着信を一括して警告・拒否することが可能となります。アプリ設定画面から、海外からの着信に対して「切断する」「警告する」「何もしない」の3つの中からアクションを選択いただけます。なお、初期設定は「警告する」が設定されます。

KDDI_海外着信警告・拒否

2. 機能拡充の背景に「不審な国際電話の増加」

近年、「国際ワン切り詐欺(注1)」をはじめとする不審な国際電話の発着信が国内で多数確認されています。2020年9月以降は、存在しない国番号からの国際電話が大量発生する傾向に変化し、2020年9月度には、当該電話番号が3万件以上確認されました(注2)。

これまでの「国際ワン切り詐欺」の手口は、1電話番号あたりが数百〜数千単位で迷惑発信を行う傾向にありました。一方で、昨今確認されている存在しない国番号からの国際電話においては、短期間に数百〜数千件の国際電話番号が大量発生し、1電話番号あたりが数回程度しか発信しない動きが見られています。発信元の電話番号を分散し、発信源の探知を難しくすることで、犯罪グループの活動が長期化しやすくなっている可能性があります。

不審な国際電話の活動の変化

(注1)「国際ワン切り詐欺」とは
犯罪グループがワン切り電話を無作為に行い、着信者が折り返し電話をすることで、発生した国際電話通話料の一部が通信会社からリベートとして犯罪グループに支払われるもの。発生する通話料を増やすため、電話を切らずに待機を促す自動音声を流し、通話時間を引き延ばそうとする手口も見られる。

(注2)トビラシステムズの迷惑情報フィルターサービス利用者(モバイル)の発着信ログをもとに行った調査。調査対象は+83, +210, +214, +422, +671, +699, +885で始まる国番号として使用されていない電話番号。

不審な国際電話に折り返すと、国際通話料金が発生するほか、カモリスト(犯罪グループ間で取引される詐欺被害者の名簿)に掲載され、迷惑電話が多発する、特殊詐欺被害に遭うといったリスクが生じてしまいます。サービスご利用者様からの不安の声と、国際電話を一括で対策したいというニーズが高まり、この度の機能拡充に至りました。今後もトビラシステムズでは、ユーザーの皆様により安心して電話を利用いただけるよう、サービスの拡充に努めてまいります。

3. ご利用方法

利用条件

auスマートパス会員(月額409円(税込))もしくはauスマートパスプレミアム会員(月額548円(税込))
※会員でない場合でも、30日間無料で利用可能です。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリをダウンロード後にご利用いただけます。

AndroidTMスマートフォンをご利用中のお客様はこちら(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tobila.tobilaphone.mobile.android.au)をご参照ください。

迷惑メッセージ・電話ブロック_QRcode

対応機種

4G LTE/5Gスマートフォン(AndroidTM 4.1以降)
※一部の端末で正常に動作しない場合があります。

4. 本件に関する報道関係のお問い合わせ先

トビラシステムズ株式会社
営業企画部 広報主任 岩渕
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目 5-12 パシフィックスクエア名古屋錦7F
TEL:050-3646-6670
FAX:052-253-7692
URL:https://tobila.com/

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