2019.11.28
トビラシステムズ、メッセージサービス「+メッセージ」のKDDIユーザー向けに迷惑メッセージ自動振り分け機能の提供開始
このたび、2019年11月28日から当社の迷惑情報データベースを使用した迷惑メッセージ振り分け機能が、メッセージアプリ「+メッセージ」のKDDIユーザー向けに提供開始となりましたので、お知らせいたします。
1. 迷惑メッセージ振り分け機能の概要
当社の迷惑情報データベースを使用したメッセージ振り分け機能が、メッセージアプリ「+メッセージ」のKDDIユーザー向けに提供開始となりました。「+メッセージ」に届くメッセージが迷惑と判定されると、自動的に迷惑メッセージフォルダに振り分けられます。
この機能により、昨今問題になっている詐欺SMS(宅配業者を装うSMSや架空請求など)による被害抑止につながると期待しています。
なお、「+メッセージ」に届くメッセージは、「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリ(提供元:KDDI)内で当社の迷惑情報データベースを利用して迷惑有無の判定を行います。「+メッセージ」の迷惑メッセージ振り分け機能の利用には、「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリのインストール及び利用規約への同意が必要となります。(図1)
(図1)
KDDIの「迷惑メッセージ・電話ブロック」に関して、利用条件などの詳細はこちら
https://www.au.com/information/topic/mobile/2019-060/(外部リンク)
2. 架空請求詐欺被害の状況
警察庁発表の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について(平成30年確定値)」(注1)によると、特殊詐欺被害の実質的な被害総額は2018年で約363億円を超えます。そのうち、インターネットやメールによる手口を含む、架空請求詐欺の実質的な被害総額(注2)は、2018年で約138億円となりました。また、2017年、2018年ともに、12月に被害額が急増傾向にあります。(図2)
(図2)
特殊詐欺被害の増加が予想される12月に向け、SMSを狙った詐欺の防止対策に「+メッセージ」の迷惑メッセージ振り分け機能をぜひお試しください。
(注1)出典元:警察庁「特殊詐欺認知・検挙状況等(平成30年・確定値)について」の統計データ(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/sagi.html)
(注2)架空請求詐欺とは、郵便、インターネット、メール等を利用して、不特定の者に対して架空の事実を口実とした料金を請求する文書等を送付するなどして、現金を口座に振り込ませるなどの方法によりだまし取る詐欺(同種の手段・方法による恐喝を含む)事件をいいます。
3. トビラシステムズの迷惑メールフィルターについて
トビラシステムズ独自のアルゴリズムにより収集・分析した迷惑情報データベースを活用し、詐欺につながるテキスト情報を含むメールやSMSをフィルタリングします。迷惑メールデータベースは、利用者に届くメールやSMS情報を収集・分析し、迷惑URLとして出現頻度の高いURLや、迷惑メールとしての特徴を持つ本文情報から、独自のアルゴリズムにより危険な疑いのあるURL情報等をパターン抽出し、それらの情報について社内調査を行った上で構築されています。
2019年8月時点において、月間約3,000万件のメールやSMS情報等を収集・分析し、40,000件以上の迷惑メール・URLがデータベース化されています。
4. お問い合わせ先
トビラシステムズ株式会社
管理部広報主任 岩渕
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目5-12 パシフィックスクエア名古屋錦3F
代表TEL:050-5533-3720
代表FAX:052-253-7692
URL:https://tobila.com/