2018.05.18
トビラシステムズと三重県警察本部が、迷惑メール防止サービスを活用した特殊詐欺対策に関する覚書調印をおこないました
平成30年5月16日(水)三重県警察本部8階大会議室にて、トビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表:明田 篤 以下「トビラシステムズ」)と三重県警察本部が、迷惑メール防止サービスを活用した特殊詐欺対策に関する覚書調印をおこないました。トビラシステムズからは代表取締役の明田が調印式に参加しました。
三重県警察本部 生活安全部生活安全企画課 犯罪抑止対策室長の福地隆氏によると、三重県内での平成29年の特殊詐欺認知件数は205件、被害額は約3億550万円にのぼりました(図1)。
同年の被害内容は架空請求(62.0%)やオレオレ詐欺(22.4%)などが多く見られます(図2)。中でも架空請求詐欺は合計127件中、74.0%がメールによる被害でした。平成30年4月末時点でも、すでに31件の架空請求詐欺被害が発生しています(図3)。
メールによる架空請求詐欺が多発している昨今の現状を受け、対策として三重県警察に寄せられた相談等で把握した犯行利用電話番号をトビラシステムズに提供する運びとなりました。その根拠となるものが今回の覚書です。
トビラシステムズは覚書に基づき、三重県警察から提供を受けた犯行利用電話番号を当社の迷惑メール防止サービスに活用し、携帯電話に届く悪質なメールをブロックさせます(平成30年5月時点ではSoftBankの「迷惑電話ブロック」アプリに対応)。これにより架空請求詐欺のメールによる被害の未然防止を図るものとなります。
トビラシステムズは、今後も電話やメールによる特殊詐欺防止のために邁進してまいります。
【本件に関する報道関係者からの問い合わせ先】
トビラシステムズ株式会社 広報担当 Tel:050-5533-3727