サイト内検索

PBXの耐用年数は何年?長く使っている場合はクラウドPBXへの乗り換えがおすすめ

PBXの耐用年数は何年?長く使っている場合はクラウドPBXへの乗り換えがおすすめ

ビジネスフォンに必要不可欠なPBXの耐用年数は一体どれくらいのものなのでしょうか。

耐用年数を過ぎてもまだ使えるから、と放っておくと、予期せぬ故障や不具合、メーカーによるメンテナンスが終わってしまうなど、結果的に企業に多大な損害を与える可能性があります。

 

そんなことになってしまわぬよう、PBXを使っている企業は耐用年数の意味を理解し、やがて訪れる買い替えのタイミングにも備えておく必要があります。

 

また、レガシーなPBXに比べコストを大幅に減らすことのできるクラウドPBXについても解説します。

おすすめのサービスもご紹介しますので、是非最後までお読みください。

 

PBXとは

PBX(Private Branch Exchange)とは、複数の電話機を利用する場合に、外線の発着信や内線同士の通話、外線と内線の接続を制御する「電話交換機(構内交換機)」のことを指します。

PBXには、着信のあった電話の振り分けや、転送や保留などの制御をする機能などがあります。

また、種類は3つあり、専用機器を要するものやクラウドサーバ上で利用可能なものに分かれます。

 

レガシーPBX

従来のレガシーなPBXは、PBX機器本体をオフィスに設置して利用するものです。

インターネット環境が整っていなくても利用できるため、停電などの影響を受けることなく運用することを可能とします。

 

IP-PBX

IP-PBXは、専用の機器を使う「ハードウェアタイプ」と、専用のソフトウェアを使う「ソフトウェアタイプ」の二つがあります。

ハードウェアタイプは、IP電話機を社内ネットワークにLANで繋ぎ使用するもので、ソフトウェアタイプは、サーバーに専用のソフトウェアをインストールし使用するもの、といった形でさらにタイプが分かれます。

 

クラウドPBX

クラウドPBXはクラウド上にPBXの機能があるタイプのもので、現在主流となっているPBXの種類です。

サービス会社により、インターネットを通じて機能を提供してもらいます。

そのためレガシーPBXやハードウェアタイプのIP-PBXなどの機器が不要です。

 

法律で定められたPBXの耐用年数は6年

国税庁によると、PBXは減価償却資産の内「事務機器及び通信機器」に含まれる「電話設備その他の通信機器」のカテゴリーにある「デジタル構内交換設備」に該当します。

これによると、PBXの法定耐用年数は6年です。

耐用年数とは、減価償却資産に当てはまるものが、正しい用途で利用されることで効果をあげることを可能とする期間を指します。

ただし、これはあくまで目安であり、6年を過ぎても十分使用を継続できるものもあるため、耐用年数の時期が来ても入れ替えをしなければいけないということではありません。

ですが、目安となっている以上、長期に渡り使用を続けていると故障や不具合の発生が起こりやすくなるので、タイミングを見て入れ替えを考える必要があります。

 

耐用年数を超えたPBXを使い続けるリスク

まだ使える、もったいない、といった考え方により耐用年数を超えた製品を使い続けることはエコに繋がるかもしれませんが、企業にとってはマイナスになってしまうリスクを孕んでいます。

故障やサポート終了の可能性があることや、ランニングコストが上昇していく可能性などを把握し事前に備えておきましょう。

 

目安を超えると故障の可能性が上がる

国の指定した耐用年数を超えて使用することは、電話を止めてしまうことになるリスクを伴います。

すぐに修理が可能な故障程度であれば大きな損害にならない場合もありますが、長く使っている以上、致命的な故障が突然発生する恐れもあります。

また古い機器となると、メーカーによる部品欠品や生産終了の可能性も高くなるため、

耐用年数を目安としながらも事前に買い替えを検討しておく必要があります。

 

メーカーサポート期間終了

長期に渡り利用を続けた結果、いつの間にかメーカーによるサポートが終了していた、といったことにならないよう管理しておく必要があります。

さらに保守期間を過ぎてしまうと、軽微な故障から大きな不具合まで、修理にかかる費用は全額自己負担となってしまうことも。

そうなってしまうと、PBXを利用できないがために電話もろくに使えないまま次のPBXサービス導入まで手早く進めなければいけません。

こういったリスクを避けるためにも耐用年数を目安としておくことをおすすめします。

 

維持費が高くなる

PBXの耐用年数を見てわかるように、何年も使い続けられるものである反面、新しいサービスが出てくるたびに既存製品は古い機種の扱いになってしまいます。

メーカーにとっては部品の確保や人材確保も必要となるため、保守費用は必然的に高くなっていく傾向にあります。

 

さらには故障の頻度も上がるため修理費もかさんでしまい、ランニングコストと比較すると最新のサービスに乗り換えるほうが費用対効果を高めることに繋がりますし、古くから使用し続けているものに比べ機能も増え利便性もあがることでしょう。

 

まだ使えるから、と耐用年数を超えても使い続けていくことは一見無駄なコストを抑える行為に見えますが、結果的には無駄な出費になってしまうことが懸念されます。

 

クラウドPBXに乗り換えるメリット

従来のPBXとは異なり、特に導入時にコストを抑えられるのがクラウドPBXです。

また、メンテナンスはサービス提供会社により行われ、バージョンアップなどによる最新機能を使い続けることも可能です。

従来のPBXではデメリットだった、「専門知識を持った人材を自社で用意する」こともありません。

 

無理なく最新システムに変更できる

クラウドPBXはインターネットを介して利用するため、スマートフォンやパソコンとの親和性が高くなります。

そのためオフィスでよく使われる電話内線機能をスマートフォンに持たせたり、パソコンで全体の電話稼働状況などを管理したりすることが可能となります。

内線通話や転送、外線通話などビジネスフォンと同等以上の機能を利用できるのが特長です。

 

クラウドPBXはサービス提供会社が管理するサーバー上で動く電話交換機です。

レガシーなPBXの場合、購入時に最新だった機能を主に使い続けることになりますが、クラウドPBXは常にサービス提供会社によりセキュリティ機能やシステムが更新されるため、常に最新の機能で利用できる点もポイントです。

 

工事が必要ない

従来のPBXは導入時に電話工事の手配や機器の設置のための場所の準備などが必要です。

クラウドPBXは、文字通りクラウド上にPBXの機能が存在するため、物理的に機器をオフィスに設置する必要がありません。

従来のPBXは業者の手配に始まり、工事や立ち合いなど導入までに時間のかかるものでした。

しかしクラウド型であれば機器そのものを置く必要がなくオフィスもすっきりとし、工事などが不要なためすぐに導入することが可能です。

 

イニシャルコストが安くすむ

先にも触れましたが、クラウドPBXであれば「工事が不要=工事費用が不要」です。

さらに社用携帯として会社から支給するスマートフォンや、個人で持っているスマートフォンを内線化(ビジネスフォン化)することもできるためイニシャルコストを大幅に抑えることができます。

個人のスマートフォンを利用する場合、アプリ型のサービスであれば社用携帯の支給も不要です。

 

クラウドPBX「トビラフォンCloud」がおすすめの理由

クラウドPBXを利用したビジネスフォンはいくつかありますが、その中でもおすすめなのがトビラフォン Cloudです。

ビジネスフォンとしての機能も優秀で、電話にまつわる課題はおおよそ解決してくれるサービスです。

 

トビラフォン Cloudは、クラウドPBXである特性上どのような業種においても利用が可能です。

アプリをインストールするだけのため、スマートフォンさえあれば利用できるのがその理由です。

 

複雑な料金体系が多いサービスの中、トビラフォン Cloudはシンプルでわかりやすい料金設定をしているサービスです。

価格に関しては比較的安価で、導入への抵抗も感じられません。

契約期間も大きな縛りがなく、月単位で利用が可能なところもポイントです。

また、別途更新料も必要ないため、知らないうちに料金が加算されていた、ということもなく安心して導入することができます。

 

PCやスマートフォンを活用できる

スマートフォンさえあれば、アプリをインストールするだけでビジネスフォンの機能を使えるようになります。

トビラフォン Cloudは利用者同士で電話帳の共有もでき、便利な自動通話録音機能もあるため、「○○さんとの商談内容は○時○分の録音内容を確認してください」と伝えるだけで引継ぎなども簡単に行えます。

もちろんトビラフォン Cloud同士の内線通話も可能とし、機会損失防止にも繋がる留守電機能も搭載されています。

営業時間などのスケジュール管理や、離席中・取り込み中などの状態を設定することも可能。

気になる通話料金の請求先は会社となるため、従業員は安心してBYODもできます。

 

利用者にわかりやすい表示システム

トビラフォン Cloudは500万件以上の膨大な電話番号データベースを保持しており、かかってきた電話番号を特定し自動で表示することで、相手がどこの会社なのかなどが事前にわかるようになります。

また、迷惑電話がかかってきた場合に自動でブロックする迷惑電話フィルタ機能も備えているため、無駄な電話対応をしなくて済むようになります。

 

発信元を調べる手間や、迷惑電話の対応が不要になることで、業務効率化にも大きく貢献するのがトビラフォン Cloudです。

 

最短で2営業日後に開通する

クラウドPBXを利用したトビラフォン Cloudは、機器を購入する必要もなく導入の際に工事も発生しません。

面倒な手続きもなく、最短で2営業日後には利用できるようになります。

スマートフォンさえあれば、アプリをインストールするだけですぐに利用を開始できるため、何日も待つ必要がありません。

 

クラウドPBXは耐用年数を気にする必要がない

耐用年数6年というのは長く感じますが、気付いたら何年も過ぎてしまっていたということになりかねません。

また、事前にサービスの乗り換えや買い替え時を検討しておく必要があるという点も忘れてはいけないところ。

メーカーサポートが終わってしまう可能性や、維持費が高くつくようになってしまう可能性を念頭に、7年目には寿命を迎えるんだという認識で早めにクラウド型のPBXに乗り換えることをおすすめします。

イニシャルコストもほぼゼロ円のため、抵抗なく導入まで実現可能でしょう。

 

トビラフォン Cloudは、その他のサービスでよく見かけるようなわかりにくい料金設定もなく、契約期間の縛りもありません。

手持ちのスマートフォンに入れるだけの簡単操作で、UIもわかりやすくすぐに操作方法を理解することができます。

また、サポートもしっかりしているので安心して利用できるのは大きなメリットではないかと思います。

 

クラウドPBXは働き方改革に沿ったテレワーク利用にもかなり有用です。

これを機にクラウドPBXへの乗り換えを検討しましょう。

 

トビラフォンCloudのお問い合わせはこちら

https://tobilaphone.com/lp/20220401_b/

SNSでもご購読できます。